この記事では、2026年に公開が予定されている漫画原作の邦画のなかから、比較的話題性の高そうなものをピックアップし、映画と原作について紹介いたします。公開予定月の早いほうから順に並べ、各作品の情報については映画→原作漫画の順番で記載しています。新たな映画化の情報があれば、随時更新していきます。
なお、『名探偵コナン』『ドラえもん』といった毎年恒例の作品や、テレビアニメの劇場版といった要素の強いものは基本的に除外しています。気になる映画があるという方は、ぜひその原作についてもチェックしてみていただければと思います。
『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』(原作:空知英秋)2月13日公開予定
監督:安藤尚也
脚本:岸本卓
出演:杉田智和、阪田大助ほか
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
その他の詳細はこちら⇒https://wwws.warnerbros.co.jp/shingintamamovie/index.html
江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?
(集英社HPより引用)
『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』の原作は、空知英秋による漫画『銀魂』です。2004年から2019年にかけて連載され、コミックスの累計発行部数が7300万部を超える人気時代劇コメディ。そのなかでも人気の高いエピソードで、コミックスの25~26巻に収録されている「吉原炎上篇」が「銀魂20周年プロジェクト」に集大成として初のアニメ映画化。原作にはない要素も追加され、劇場版ならではのスケールで熱いバトルとドラマが繰り広げられます。
『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(原作:野田サトル)3月13日公開予定
監督:片桐健滋
脚本:黒岩勉
出演:山崎賢人、山田杏奈ほか
配給:東宝
その他の詳細はこちら⇒https://kamuy-movie.com
『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!
(集英社HPより引用)
『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』の原作は、野田サトルによる漫画『ゴールデンカムイ』です。2024年に初の実写映画化、同年末にはWOWOWで連続ドラマ化された『ゴールデンカムイ』ですが、2026年に実写映画の第2弾が公開されます。今回はコミックスの6巻~14巻で描かれた「網走監獄編」が対象。金塊をめぐる争奪戦のターニングポイントとなり、原作のなかでも重要度の高いエピソードが、前作を上回るスケールと迫力で描かれます。
『SAKAMOTO DAYS』(原作:鈴木祐斗)春公開予定
監督・脚本:福田雄一
出演:目黒蓮、高橋文哉ほか
配給:東宝
その他の詳細はこちら⇒https://skmtdays-movie.jp/
町の商店を営むふくよかな男・坂本太郎。その正体は全ての悪党が恐れ、憧れた元・伝説の殺し屋!! 襲い来る危険から家族と日常を守る、坂本の日々とは…!? バトルとコメディが交錯するネオアクション活劇、開幕!!
(集英社HPより引用)
『SAKAMOTO DAYS』の原作は、鈴木祐斗による同名の漫画です。元伝説の殺し屋・坂本太郎のバトルと日常を描く人気のアクションコメディ漫画。2020年より『週刊少年ジャンプ』で好評連載中、2025年にはテレビアニメ化もされた同作の実写映画版となります。監督・脚本は数々の話題作を手がける福田雄一。主人公の坂本太郎に扮するはSnow Manの目黒蓮、坂本の相棒・朝倉シン役は高橋文哉が務めます。
『キングダム 続編』(原作:原泰久)夏公開予定
監督:佐藤信介
脚本:未発表
出演:山﨑賢人ほか
時は紀元前——。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!!
(集英社HPより引用)
『キングダム 続編』(※正式タイトル未発表)の原作は、原泰久による漫画『キングダム』です。中国の春秋戦国時代末期を舞台に、後の始皇帝となる秦王・嬴政と、「天下の大将軍」を目指す少年・信の活躍を描いた物語。これまで4作の実写映画が公開され、いずれも興行収入は50億円を突破。とくに第4作の『キングダム 大将軍の帰還』はシリーズ最高の80.3億円を記録するなど、ますます大きな盛りあがりを見せる映画『キングダム』シリーズですが、2026年にはその第5弾が公開となります。
『ブルーロック』(原作:金城宗幸、ノ村優介)夏公開予定
監督:未発表
脚本:未発表
出演者:未発表
配給:東宝
2018年、W杯。日本代表は無残に散った。今大会もベスト16止まり…。アジアでは強豪? 組織力は世界レベル? そんなことは、もう聞き飽きた! 課題は、絶対的な「エースストライカー」の不在。悲願“W杯優勝”のために、ゴールに飢え、勝利に渇き、試合を一変させる革新的な“1人”を作るべく、日本フットボール連合は300人のユース年代の選手達を招集する。まだ無名の高校2年生・潔世一は、己のエゴを以って299人を蹴落とし、最強のエースストライカーの道を駆け上れるか!? 登場人物、全員“俺様”! 史上最もイカれたエゴイストFWサッカー漫画、ここに開幕!!
(講談社HPより引用)
『ブルーロック』の原作は、金城宗幸・ノ村優介による同名の漫画です。日本をW杯優勝に導くストライカー育成のための施設「ブルーロック」へ入寮した主人公たちの戦いを描く異色のサッカー漫画。すでにテレビアニメ化、アニメ映画化などのメディアミックスを果たしている同作の実写映画が2026年に公開されます。現時点(※2025年11月時点)では監督や出演者などの詳細は発表されていませんが、「史上最もイカれたサッカー漫画」の異名を持つ『ブルーロック』が実写でどのように表現されるのか、要注目です。
『正直不動産』(原作:夏原武、水野光博、大谷アキラ)公開日未定
監督:川村泰祐
脚本:根本ノンジ
出演:山下智久、福原遥ほか
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしない──そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!! 登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNo.1を叩き出す凄腕だった。だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、嘘が上手くつけなくなってしまった…!! 千三つと言われる海千山千の不動産業界でかつての成績が一気に低下する中、永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!? 不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。
(小学館HPより引用)
『正直不動産』の原作は、夏原武・水野光博・大谷アキラによる同名の漫画です。不動産業界を舞台に、ひょんなことから嘘がつけなくなってしまった営業マン・永瀬財地の「正直営業」による仕事ぶりを描いていく物語。2シーズンのテレビドラマとスピンオフのスペシャルドラマを経て、2026年についに劇場版が公開されます。テレビドラマ版に引き続き、山下智久や福原遥が続投することがわかっています。
まとめ
以上、2026年に公開が予定されている話題の漫画原作の邦画の紹介でした。累計発行部数が数千万部を超えるような大ヒットを記録している漫画が2026年も多数映画化されます。気になる映画があるという方は、原作漫画とあわせてお楽しみいただければと思います。

