【2026年公開】話題のアニメ映画の原作小説・原作漫画を紹介!

映画化・ドラマ化原作

この記事では、2026年に公開が予定されている小説原作・漫画原作のアニメ映画のなかから、比較的話題性の高そうなものをピックアップし、映画と原作小説・原作漫画について紹介いたします。映画の公開予定月の早い順に並べ、各作品の映画情報や、原作のあらすじ・作品概要などを記載しています。新たな映画化の情報があれば、随時更新していきます。

なお、『名探偵コナン』『ドラえもん』などの毎年恒例の作品や、テレビアニメの劇場版といった要素の強いもの、ディズニーアニメなどの洋画は基本的に除外しています。気になるアニメ映画があるという方は、ぜひその原作についてもチェックしてみていただければと思います。

『ALL YOU NEED IS KILL』(原作:桜坂洋)1月9日公開予定

監督:秋本賢一郎
脚本:木戸雄一郎
出演:見上愛、花江夏樹ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画

その他の詳細はこちら⇒https://aynk-anime.com/

「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」敵弾が体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。出撃。戦死。出撃。戦死ー死すら日常になる毎日。ループが百五十八回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する…。期待の新鋭が放つ、切なく不思議なSFアクション。はたして、絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することはできるのか。
(「BOOK」データベースより引用)

ALL YOU NEED IS KILL』の原作は、桜坂洋による同名の長編小説です(原作の表記は『All You Need Is Kill』)。近未来を舞台にしたタイムループもののライトノベルSFで、2014年にはトム・クルーズ主演でハリウッド映画化もされ、大きな話題を呼びました。今回はSTUDIO 4℃が手がけるアニメーション映画で、原作では男性主人公の相棒的なポジションだった女性キャラクターを主人公に変更。声優初挑戦となる見上愛が主演を務め、花江夏樹や花澤香奈らが脇を固めます。

『クスノキの番人』1月30日公開予定

監督:伊藤智彦
脚本:岸本卓
出演:高橋文哉、天海祐希ほか
配給:アニプレックス

その他の詳細はこちら⇒https://kusunoki-movie.com/

恩人の命令は、思いがけないものだった。不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と……。そのクスノキには不思議な言伝えがあった。
(実業之日本社HPより引用)

クスノキの番人』の原作は、東野圭吾による同名の長編小説です。「クスノキ」シリーズの第1作で、「その木に祈れば願いが叶う」と伝えられる謎めいたクスノキと、その番人となった青年の物語。ファンタジックで心温まるヒューマンドラマとなっています。東野圭吾の小説は数えきれないほどドラマ化・映画化がなされてきましたが、本作は東野圭吾作品では初となるアニメ映画化。高橋文哉、天海祐希などの俳優陣が声優を務めます。

『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』(原作:空知英秋)2月13日公開予定

監督:安藤尚也
脚本:岸本卓
出演:杉田智和、阪田大助ほか
配給:ワーナー・ブラザーズ映画

その他の詳細はこちら⇒https://wwws.warnerbros.co.jp/shingintamamovie/index.html

江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?
(集英社HPより引用)

新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』の原作は、空知英秋による漫画『銀魂』です。2004年から2019年にかけて連載され、コミックスの累計発行部数が7300万部を超える人気時代劇コメディ。そのなかでも人気の高いエピソードで、コミックスの25~26巻に収録されている「吉原炎上篇」が「銀魂20周年プロジェクト」に集大成として初のアニメ映画化。原作にはない要素も追加され、劇場版ならではのスケールで熱いバトルとドラマが繰り広げられます。

『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』(原作:にしのあきひろ)春公開予定

監督:廣田裕介
脚本:西野亮廣
出演:永瀬ゆずなほか
配給:東宝、CHIMNEY TOWN

その他の詳細はこちら⇒https://poupelle.com

映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の原作は、にしのあきひろによる絵本『チックタック ~約束の時計台』です。映画としては、2020年に公開されてヒットを記録した『えんとつ町のプペル』の続編となります。ただし、『チックタック ~約束の時計台~』は絵本『えんとつ町のプペル』の続編ではないため、今回の映画は「プペル」の世界に『チックタック ~約束の時計台~』の要素を原案として取りこんだものとなるようです。前作同様西野亮廣が制作総指揮を務め、STUDIO4℃がアニメーションを制作します。

『ひな菊の人生』(原作:吉本ばなな、奈良美智)公開日未定

監督:湯浅政明
脚本:田中幸子
出演:未発表
配給:アスミック・エース

その他の詳細はこちら⇒https://www.asmik-ace.co.jp/works/18118

ひな菊の人生』の原作は、吉本ばなな奈良美智がコラボレーションした同名の短編小説です。ともに世界で評価される小説家・吉本ばななと現代アーティスト・奈良美智が、文章とイラストで互いにイメージを喚起しあいながら制作された異色の小説。映画では『映像研には手を出すな!』や『犬王』などで高く評価されている湯浅政明が監督を務め、豪華なタッグが実現しています。奈良美智によるキャラクター原案はそのまま活かされるということで、独特の絵柄がスクリーンでどう躍動するかも注目です。

まとめ

以上、2026年に公開が予定されている小説原作・漫画原作のアニメ映画の紹介でした。そのクオリティにおいても興行成績においても、近年ますます存在感を強めている日本のアニメ映画。2026年もさまざまな話題作が公開されますので、原作とともにお楽しみいただければと思います。